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お肌の潤いにもつながるピルケア

執筆者の写真: みらい編集長みらい編集長

ピルケアはカラダのトラブル予防だけでなく、お肌の潤いにもつながるというメリットがあります。


ピルの主成分は、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類の女性ホルモンです。この女性ホルモンが体内で一定に保たれることで、肌が潤ったり、にきびなどができにくくなります。

 

エストロゲンには肌の調子を整える美肌作用がありますまた、血管や骨などを健康な状態に保つほか、妊娠の準備や女性らしいカラダづくりのための役割があります。そして、体内でコラーゲンの生成を促進する作用があります。


エストロゲンの分泌量が増えると皮脂の分泌を抑え、肌質を保つ効果や肌内部のコラーゲンの生成を促進してハリやツヤを生み出す効果があります。

 

この「コラーゲンの生成を促す」というのが、女性に嬉しい効果です。コラーゲンは体内で水分と絡んで、細胞の中に浸透します。その結果、肌の水分保持力が高められ潤うのです。細胞内の水分量を増やす働きが肌の若さを保つと言われています。


エストロゲンは思春期から性成熟期にかけて分泌量が増加し、最も多く分泌されるのは20代です。更年期になると徐々に分泌量は低下していきます。エストロゲンの減少は、肌のたるみの原因にもなってしまいます

 


一方、プロゲステロンは、妊娠の維持といった役割を担います。ピルを服用していない(=排卵が起こる)場合、プロゲステロンは必要以上に分泌されてしまいますが、ピルケアをすることで適度な量を保つことができます。

 

また、プロゲステロンの分泌を促す「黄体形成ホルモン=LH」は、男性ホルモンにも作用します。ピルケアでLHを抑えることで、男性ホルモンの分泌も抑制されるほか、ピルに含まれるエストロゲンが毛穴の男性ホルモンの働きを邪魔して、皮脂の過剰分泌が治まります

程度はピルの種類によって異なるので、お肌が綺麗になるかどうかは、服用するピルの種類にもよると言えます。


一度の生理周期の間に、女性ホルモンの分泌が多かったり少なかったりとその差が大きいほど、カラダやメンタルに不調をきたします。排卵前に月経前症候群(PMS)が訪れるのも、通常よりホルモン分泌量が増えるために、気持ちが落ち着かなくなったり、イライラしたりするからなのです。


ピルケアをすれば、女性ホルモンはいつも安定した状態になるので、カラダに起こるさまざまなトラブルの予防だけではなく、お肌の潤いにもつながるのです。


みらい編集長

2 comentários


Convidado:
29 de ago. de 2024

ピルお肌までキレイになるんですね。知りませんでした。20代ですが、鼻の周りによくできるニキビが気になっています。これもピルで良くなるでしょうか…?生理痛はそこまで重くはないのですが、2日目はお腹が痛いです。痛みもなくなって、肌もキレイになったらいいのですが。

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みらい編集長
みらい編集長
29 de ago. de 2024
Respondendo a

コメントありがとうございます!

鼻の周りにできるニキビ、気になりますよね。とても分かります!

ピルの種類によってお肌への効果にも違いがあるようなので、ぜひクリニックでドクターにお悩みを伝えてみてください。

ご自身に合うピルを処方していただけると思います!

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