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【超低用量ピル】悩みだったPMSを改善!

執筆者の写真: みらい編集長みらい編集長

更新日:2024年10月31日

 都内在住でフリーランスとして働くルナさん(27)は、モノトーンに囲まれたシンプルでおしゃれな生活をInstagramで発信して人気を博しています。昨年の夏から超低用量ピルを服用しており、Instagramでもそれを公表しています。ルナさんにピルを飲み始めたきっかけや、約1年間ピルケアを続けた感想を伺いました。(取材:みらい編集長)

ルナさん(本人提供)


◆服用のきっかけ

ピルを飲もうと決めたのは、生理前のメンタルの不調(PMS)を改善するためです。生理が近づいてくると落ち込みやすく、些細なことで涙が出てしまうこともありました。


◆クリニックの選び方

ピルを服用する場合は、定期的な血液検査や子宮頸がん検診を受けたほうがいいことは知っていました。今はオンライン診療のみで完結するクリニックも多いようですが、私は定期検診のことも考えて「オンライン診療が可能かつ、クリニック数が多い(=通いやすい)」を条件に探しました。女性医師に診察していただきたいと思ったため、女医さんが在籍しているかどうかも確認しました。


◆診察内容

そのクリニックは初回来院必須だったため、実際に足を運びました。PMSの症状について話したところ、医師からは「ドロエチ」というピル(超低用量ピル)を勧められたため、そちらを服用することにしました。私の症状は保険適用となりました。その他にどんな話をしたのか、詳しいことはあまり覚えていません。短時間で終わったと思います。「次回の来院時に、血液検査と子宮頸がん検診の結果を持ってきてください」と言われて、初回の診察は終了しました。


◆ピルを服用した感想

ドロエチは一般的なピルと同様に1シート28錠ですが、その内訳が「実薬24錠/偽薬(プラセボ)4錠」というのが特徴です。私の場合、プラセボに切り替わって2~3日くらいで生理が来ます。5日間ほど続きますが、ピル服用前と比べると経血量はかなり少なくなりました

飲み始めて1~2ヶ月くらいは、胸焼けや吐き気などの副作用がありました。同じく初めのうちはメンタル不調の改善も感じられませんでしたが、3ヶ月ほどするとメンタルの波がなくなっているのが分かりました

もともと生理のときは頭痛や腰痛、腹痛があったのですが、ピルを飲み始めてからは少し軽くなりました。ただ、完全にはなくならなかったことが残念です。生理前によくできていた顎のニキビはできにくくなったので、その点はうれしかったです。


<ドクターコメント>

生理痛の感じ方に個人差があるように、ピルの効果にも個人差があります(とりわけ体格や筋肉量によって違いが生じます)。生理痛が完全になくなるかどうかも、個人によって異なるようです。


◆現在の状況と今後について

副作用とは異なりますが、ピルを飲み忘れると今でも不正出血が起こってしまいます。もちろん自業自得なのですが、出血があるたびにやっかいだなと思います。リマインダーを何回も設定して、飲み忘れがないように気をつけています。

保険適用のため、ドロエチは最大3シートまでしか処方していただけません。そのため年4回以上は診察を受ける必要があるのですが、クリニックが都内数カ所にあるため、近くに行く用事のある日に診察を予約しています。都合のつかない場合は、オンライン診療を利用しています。

ピルを飲み始めて、悩みだったメンタルの不調がなくなったことにはとても満足しています。生理痛も完全になくなればいいのですが、だからといってピルの種類を変更すると、またメンタルの不調が起こるかもしれません。そのリスクを負ってまで生理痛をなくしたいとは思わないので、これからもドロエチを服用し続けたいと思っています。



【Profile】ルナ

Luna☽ 1K6畳で自由なひとり暮らし(@ luna___room___)」でライフスタイル、美容、ファッション等の情報を発信中。モノトーンで統一されたシンプルな部屋でのおしゃれな生活が、同世代を中心に支持されている。


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