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医師があえて挙げる、低用量ピルのデメリット

編集部

【40代・松茸御飯さんからの質問】

あえて低用量ピルのデメリットを挙げるとしたら、なんですか。



【ドクターの見解】

デメリットは少ないですが、内服していない状態と比較すると、血栓症のリスクは上がります。とはいえ、その確率は妊娠・出産時より低いと言われています。こまめにカラダを動かしたり、水分補給をすることで、血栓症のリスクは下げることができます。

金銭的な負担も、デメリットといえます。「月3,000円」というイメージをお持ちの方が多いようですが、今は後発品(ジェネリック)で月1,000円かからないピルも登場しています。生理用品や鎮痛剤の購入と比較すれば、さほど大きな出費ではないとも考えられます。

また、副作用でつらい思いをされる方もいらっしゃいます。通常ピルの副作用は1~3ヶ月以内に収まるので、その期間を耐えていただければ快適な日々が待っているのですが、あまりにも副作用が酷く、内服を断念される方がいるのも事実です。ご自身で飲んでいただかないと分かりませんが、あえてデメリットを挙げるとしたら「副作用がつらい可能性がある」ということも考えられます。

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